事業計画

令和７年度事業計画

　本支部は、住宅及び宅地の安全と防災に貢献するため、関西で活動する地盤品質判定士の相互支援および資質の向上に努めるとともに、一般市民への啓発を図ることを目的とする。なお、目的を達成するために、必要に応じて地盤品質判定士会本部と相互協力を行うとともに、第１３条に定める幹事会の議決を経て次の事業を行う。
（１）会員相互の意見交換や情報共有ならびに親睦を図ること。
（２）講習会、研修会、見学会などを行い、会員の技術向上を図ること。
（３）自治体と連携・協働し、市民に対して地盤や宅地に対する知識の啓蒙を行い、具体的な事案に関する相談、助言を行うこと。
（４）建築、土木、法曹関係など関連する諸団体と連携・協働すること。
（５）管轄する地域の自治体と交流を行うこと。
（６）地盤品質判定方法の基準化及び見直しを行うこと。

■事業計画期間
令和７年度  　　令和７年４月１日　～　令和８年３月３１日

■今後の関西支部の３本柱
（１） 地盤品質判定士としての社会貢献～地盤災害の防止、軽減に対する貢献～
（２） 地域に根差した地盤品質判定士の技術研鑽
（３） 地盤品質判定士の事業活動の後援（情報共有、情報発信）

■令和７年度　事業計画（案）
（１）地盤品質判定士としての社会貢献～地盤災害の防止、軽減に対する貢献～
・一般市民からの相談対応（主にボランティアとして活動）
　行政と連携した地域相談会への参加
　判定士会HPからの相談案件への対応
　大阪府建築物震災対策推進協議会を介した相談案件への対応
・行政および市民向けの地盤災害防止、軽減に対する助言、行動及び啓蒙活動への参加
　行政との災害協定に基づくアドバイザリー業務の対応（現在は熊取町と協定）
　行政、自治組織が主催するイベント、勉強会での情報提供、技術展示への参加
　国の新たな宅地防災事業（盛土規制法に係る盛土審査支援等）への参画

（２）地域に根差した地盤品質判定士の技術研鑽
・勉強会、研修会等の企画、開催
　スキルアップ研修会、その他研修会等を企画、実施。
　各種団体からの有益な講習会等の共催。
・各種の地盤相談に関する対応、技術的判定の平準化
　過年度相談案件をデータベース化し、地盤品質判定方法を整備する。
　「宅地に関する相談マニュアル」を制定し、相談案件に対する相談員の対応を平準化する。

（３）地盤品質判定士の事業活動の後援（情報共有、情報発信）
・積極的な広報活動による支部会員への周知
　関西支部ホームページ（http://hanteishi.org/kansai/）の広報、周知とともに、適時更新し情報発信する。
　各種団体からの有益な講習会等の情報発信を行う。
・行政との連携強化による公益性のある事業への参加、支援
　大阪府や支部管内の行政機関との連携を図り、公共性のある事業への技術的支援、アドバイザー契約、事業への参画を目指す。
　大阪府建築物震災対策推進協議会への参画
　熊取町との災害協定
　行政への盛土審査支援　等
・他地域組織との情報交換
　判定士会の支部及び部会や他団体との意見交換会をし、連携強化と支部運営に向けた改善の参考にする。