2026/3/11 【追悼】東日本大震災から15年
2026.03.11
東日本大震災から15年が経過した3月11日を迎え、改めて犠牲になられた方々に深く哀悼の意を表します。
あの震災では、広範囲で発生した液状化などの宅地被害が、私たちが暮らす土地の脆弱性を浮き彫りにしました,。これを契機として、宅地における地盤災害の防止や軽減に貢献することを目的に、2013年(平成25年)に「地盤品質判定士」の資格制度が制定されました。
九州においても、2016年の熊本地震や近年の九州北部豪雨など、甚大な宅地・斜面災害が相次いでいます。九州は火山群の上に位置する島嶼であり、その地形・地質は急峻かつ脆弱で複雑であるため、常に自然災害のリスクと隣り合わせの状況にあります。
私たち地盤品質判定士会九州支部は、これまでの熊本地震対策部会による被災地支援の経験を継承し、2023年に九州全域を網羅する活動拠点として設立されました。地盤品質判定士は、地盤工学の専門知識を持って社会と市民を結ぶ担い手であり、住宅地盤の評価や診断を通じて、宅地災害の防止・抑止や復興支援を行う専門家です。
私たちは、単に「旧に戻す」だけでなく、「より良いものを創る」という創造的復興の視点を大切にしています。これからも地域に密着し、自治体や関連諸団体と連携しながら、地盤の健全性評価を通じて住民の皆様の安全で快適な生活環境を守るために邁進してまいります。
地盤品質判定士会 九州支部 支部長 笠間 清伸
