一般社団法人 地盤品質判定士会 として法人登記しました。

地盤品質判定士会の法人化について

地盤品質判定士協議会 会長  大谷 順

地盤品質判定士協議会は2011年の東日本大震災を契機にその設立の議論が加速し、2013年に発足されました。また地盤品質判定士については2018年2月に国土交通省より「宅地防災」分野の資格として唯一認定登録をいただき、現在活動を進めています。判定士会については2015年2月に協議会の活動をより活発に行うために発足しており、2016年4月に発災した熊本地震やその他の地震や豪雨災害において広く活躍いただいています。このような現状の下、地震や豪雨のような大規模地盤災害が発生する中で,自治体等において特に住民対応を対象とした判定士の役割がより鮮明になり、水害、土砂崩れなども含め、活動範囲も広がり、宅地防災に関わる協定等の締結をし易くするために、判定士会の法人化についての議論が加速しました。

以上のような現状を踏まえ、このたび判定士会を法人化すること、また協議会との連携は重要であるという意味において判定士会は協議会内に設置することを決定させていただきました。協議会としては,これまで通り判定士会と一体的かつ両輪の関係で判定士の活動を支援していく所存です。現在1,000名を超える判定士の方々が全国各地で活躍されています。今日では多くの自然災害が発生しており、その解決に向けて国民の安心・安全を目的とした判定士協議会および判定士会の活動はますます重要になってくると言えます。今後も各自治体の方々におかれましては積極的に地盤品質判定士を活用いただくと共に、関連学協会・団体の皆さまにおかれましてはご支援ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

令和2年4月吉日


一般社団法人 地盤品質判定士会設立について

一般社団法人地盤品質判定士会  理事長 北詰 昌樹

地盤品質判定士の資格制度は,東日本大震災での大災害で顕著になった既存や新設の宅地の品質・安全性の評価・品質判定を行い,主に宅地における地盤災害の防止や軽減に貢献することを目的として平成25年に制定されました。また,地盤品質判定士会は,住宅及び宅地の防災及び国民の安全に貢献するため,会員の技術の研鑽とモラルの向上ならびに社会への啓発を図ることを目的に,平成27年に地盤品質判定士協議会の内部組織として設立いたしました。

地盤品質判定士会では,設立当初より一般市民向けの相談会やセミナーなどの開催に加えて,地盤災害などに関する住民支援などの活動を精力的に実施して来ております。これもひとえに,地盤品質判定士協議会をはじめ地方自治体や関係団体のご協力・ご支援の賜物と感謝いたしております。

さて,近年の住宅災害,地震災害,土砂崩れ災害などのリスクの高まりを受け、地方自治体等からの住民支援やフォローアップ支援の協力要請も増え,地盤品質判定士会の活動範囲もますます拡がってきております。これらの活動を積極的,精力的に進めるために,令和2年4月1日をもって、一般社団法人地盤品質判定士会を設立いたしました。法人化によって,地方自治体等との宅地防災に関わる協定等の締結も期待され,相談会やセミナーを通じた地盤品質や住宅災害・地震災害などにかかわる幅広い活動をこれまで以上に効率的に効果的に進めていく所存です。

関係各機関並びに皆さまのご支援を頂き,宅地における地盤災害の防止や軽減のために微弱ではありますが、会員一丸となり力を尽くしていきたいと考えております。

令和2年4月吉日