2017年度第1回研修会開催報告
地盤品質判定士会神奈川支部の2016年12月の設立後、初となる支部主催の研修会を
「地盤品質判定士が係る業務事例や減災工等に関する会員相互によるディスカッション」
と題して開催しました。
開催日時:2017年9月5日(火)13時~17時
開催場所:横浜市社会福祉センター 901会議室(桜木町)
参加費:無料 ※〔今回は第 1 回目として試行開催のため〕
参加者:合計 19 名[:18 名(地盤品質判定士会神奈川支部会員)+1 名(外部講師)]
CPD:3.5 ポイント付与
講演内容
内 容 | 講師,所属 |
横浜市、神奈川県の宅地耐震化推進事業 | 谷和夫,東京海洋大学教授 |
横浜市のがけ地防災/減災対策工事 | 高橋一紀,(株)カナコン |
地盤品質判定士の業務事例 | 大久保拓郎, (株)環境地質サービス |
標準貫入試験とスウェーデン式貫入試験調査方式の特徴 | 片山浩明,東邦地下工機(株) |
コンクリートキャンバス | 野島立也, 日揮プラントイノベーション(株)塗師文剛,太陽工業(株) |
斜面・擁壁の補強事例 ミニアンカー,排水補強パイプ | 小浪岳治,岡三リビック(株) |
- 講演のスライドは講演資料のページからダウンロードできます
今回の研修会は、会員から研修会への期待や支部における研修会のあり方を議論するために、参加者を神奈川支部会員に限定し研修会を実施しました。
研修会では、横浜市を含む神奈川県内の宅地耐震化推進事業や崖地の防災・減災事業の概要と現状、並びに判定士の業務事例の紹介があり、判定士の活躍が期待される業務について会員同士で意見交換が行われました。さらに、専門家が集う支部会員から、最新の調査技術、対策技術の話題提供があり、紹介された技術と会員相互の理解を深めることが出来ました。
最後に、会員の知識・能力の向上に繋がる研修会の今後の進め方に関して全体で討議しました。 当日は合計 19 名の参加者があり、予定時間を超える活発な討議や、次回の研修会には職場の同僚も是非誘ってみたいとの意見が寄せられる等、充実した研修会でした。もちろん研修会の後、講師諸氏を囲んだ懇親会も開催されました。
神奈川支部の会員WGでは、会員の意見を反映した研修会を今後も開催を計画しており、神奈川県内の野外巡検、並びに外部講師を招いた講習会と参加者同士のネットワーキング会合などを検討中である。今後は、支部開催の研修会を全国の地盤品質判定士の皆様にもご案内する予定にしています。
神奈川支部の会員は、地盤品質判定士(および判定士補)であれば、神奈川県在住、在勤に限定せず、神奈川支部の活動に関心があればどなたでも登録できるので、みなさまの奮っての参加をお待ちしています。
神奈川支部 会員WG
ディスカッション
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