地盤品質判定士とは
地盤品質判定士制度は、東日本大震災をはじめ、これまでの地震によって発生した住宅や宅地の被害を教訓として、住宅及び宅地取得者(購入者)、宅地造成業者、不動産業者、住宅メーカー、地方自治体など、住宅地盤に関わる方々の「地盤に関する様々な疑問・問題」に対して、それらを円滑に解決するための相談・助言・提案を行うことを目的として2013年2月に創設されました。
その後、地盤品質判定士は 2018年2月27日付で国土交通省の「平成29年度公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格」のうち、「宅地防災」の施設分野で認定・登録され、国及び地方公共団体が発注する宅地防災に関わる業務において、管理技術者・照査技術者を担当することのできる資格になったことから、社会で幅広く活躍することが期待されています。
【 地盤品質判定士の活動 】
・ 住宅地盤に関する疑問や不安に対する相談
・ 地盤の評価(品質の判定)に関わる調査・試験の立案
・ 調査結果に基づく適切な評価と説明及び対策工の提案
・ 宅地地盤の安全性を高めていくための社会への啓発活動
・ 地盤品質判定士の資質向上・スキルアップのための各種研鑽
・ 災害発生時の被災者への相談対応、災害復旧への提言等による復興への貢献