熊本で判定士による相談会と講演会を行いました

地盤品質判定士会は地盤工学会九州支部と共催して、9月20日~21日にグランメッセ熊本(熊本県上益城郡益城町)で地盤品質判定士による住宅地盤相談会と宅地の復旧・復興に関する講演会を行いました。

相談会には2日間で26組の相談者が来られ、判定士が対応しました。また、講演会には65組の来場者があり、復興に関する講演を真剣に聴講されました。

また、講演会で使用しましたパワーポイントを公開いたしますので、必要な方はダウンロードしてください。

今後とも住宅地盤の問題に対応していきますのでお気軽にご依頼願います。

 


 

1.企画の趣旨

熊本地震から1年を経て、2017年3月に熊本地震被災宅地災害復旧技術マニュアルが発行され、復興が本格的になってきました。これに伴い、住宅の復興が急ピッチで進められることになります。そこで地盤品質判定士会では、先進建設技術フェアin熊本の開催に際して、被災者の速やかな住居や宅地の安全確保・復旧を助けることを目的とした《宅地の復旧・復興に関する講演会》を行うことになりました。
また、開催に際しては、11の団体から後援協力と12件の技術紹介をいただいており、巻末に掲載いたしました。

2. 宅地の復旧・復興に関する講演会

講演会タイトル

「熊本地震被災者のための住宅地盤に関する熊本地震からの復旧・復興」

プログラム

実施日 2017年9月21日(木) 10:20~12:20

場 所 グランメッセ熊本 2F大会議室

1) 熊本宅地被災復旧・復興への地盤品質判定士への期待

地盤工学会 熊本地震地盤災害調査団 副団長 安福規之(九州大学)

2)  熊本地震での地盤品質判定士の活動報告

地盤品質判定士会 熊本地震対策部会長 田尻雅則

3)  熊本地震に関する国・県・熊本市の対応

熊本市 都市建設局 都市政策部 震災宅地対策課 主査 上村祐一

4)  宅地災害復旧についての留意点

地盤品質判定士会 幹事 佐藤真吾

5)  熊本地震を受けての地盤品質判定士会の活動方針

地盤品質判定士会 幹事長 北誥昌樹 (東京工業大学)

3. 相談会

同時開催として展示ブースにて《地盤品質判定士による住宅地盤相談会》を行いました。